同じ広さでも収納量が変わる?
家を建てた後の後悔談や失敗例として必ず上位にランクされる『収納計画』
必要な場所に収納がなく片付かない
充分のつもりが、収納が足りなかった
奥行や幅を失敗・・使いにくい収納に
こんにちはコレタテです。今回は間取りの中でも重要な収納について
我が家の収納計画は完璧!・・だったはず?
暮らし始めて「収納量の不足」や「使いにくさ」を感じないためにも、失敗しない扉の位置や壁の配置方法などおすすめのテクニックを徹底解説していきます

ウォークインクローゼット
収納量を倍にする
間取りアイデア40
収納部屋は作ったけど、足りなかった・・その原因は?
収納のイメージ写真や、収納グッズの便利な使い方などの情報はたくさんありますが、今回は収納そのものの作り方についてのアドバイスです。是非参考にしてみてください。
目次
4.5帖
ウォークインクローゼット
4.5帖の収納を作っておけば安心?

広いがゆえに、より無駄のない収納計画が大事なポイントに
4.5帖など正方形の収納部屋は部屋の真ん中にデッドスペースが出来やすいため、部屋の広さの割には収納量が確保できていなかった・・ケースもあります。
4.5帖収納パターン

扉の位置は慎重に・・
ウォークインクローゼットの扉の位置は収納量に影響します。デッドスペースを作らない扉の位置を考慮して!

4.5帖収納量の増やし方
別パターン

収納を分けて収納量を増やすテクニック
6.37mから8.19mまで壁面収納量を増やす事ができます。
その差は1間(1.82m)!
ウォークインクローゼット + 布団 収納テクニック
ウォークインクローゼットは衣類の収納がメインになりますが、布団の収納をどうするかも検討が必要です。衣類と布団では収納できる奥行と幅が異なるため、収納場所を決めておく必要があります。
■衣類収納
奥行450㎜~500㎜(ハンガー幅400㎜)
■布団収納(最小寸法)
幅約1.200㎜(1.5マス)×奥行約780㎜(1マス)
布団収納をプラスした間取り

↑布団用に棚の奥行を変えてもOK
クローク内に押入れを作る↑

↑ウォークインクローゼットを分ける
2帖
ウォークインクローゼット
2帖の場合
扉の位置は真ん中に。
3帖
ウォークインクローゼットは面白い結果に
3帖収納パターン

部屋のカタチが長方形ということもあり、3帖では(上段4パターンの場合)扉の位置を変えても収納量はあまり変わらないという結果でした。


扉の位置は慎重に・・その2

家具の置きやすさも考えると・・
↑家具が置きやすい
子ども部屋の収納は?


でも実際は、子供部屋にウォークインを作るのはスペース的に難しい・・そんな場合は、奥行600統一でクローク+カウンターデスクも造作してしまうと省スペースで一番スッキリまとまります。
4帖
ウォークインクローゼット
4帖収納パターン

4帖のウォークインクローゼットでは注意が必要なパターンがひとつあります。

クローゼットの中でゆっくり着替えたい要望の場合◎ですが、もし収納量を多く確保したい場合は✖パターン・・真ん中が広く最もデッドスペースが多い収納になります。
収納量重視であれば、2か所に分けて(ご主人用、奥さん用など)使う事をおすすめします。
5.46mから7.28mに壁面収納量が増えます
その差1.82m(1間)
収納倍増テクニック
最後にとっておき。収納量を2倍に増やすテクニックの解説
部屋同士の間仕切りに収納を作りますよね。通常のパターンは、半分ずつそれぞれの部屋に収納を振り分けて使いますが

収納の心から奥行600㎜ずつ振り分けて
(衣類の収納は壁心600㎜(有効520㎜程度)あればOK)

奥行910㎜から1.200㎜にすることで、両方の部屋に1.820㎜→3.640㎜2倍の収納を作ることができます。
まとめ
ウォークインクローゼットを無駄なく効率よく収納する方法いかがでしたか?
ポイントは
扉の位置と壁面のつくりかた。

棚、ハンガーパイプ、おすすめの作り方
ウォークインクローク内の棚組は可動棚にしておくと便利です。
ハンガーパイプも両サイド付けておくことをおすすめします。
棚は付け過ぎると、既存の家具や収納ケース等置きづらくなってしまうため、オープンな部分も作っておくとフレキシブルに使えます。
パイプハンガーの高さは1.800mm前後が使いやすいと思います。
(2.000mmは・・ちょっと高過ぎて使いにくいです)
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