あともうちょっと広ければ・・
住宅の設計に使われるモジュール(基準寸法)は尺貫法の3尺をベースにした910㎜が一般的です。廊下やトイレの幅、収納の奥行など日常的に慣れ親しんだ寸法でもあります。各部屋の大きさや収納の奥行等を考えたときに、全て910㎜で決めていくのではなく、半マス(455㎜)を上手に活用することで【収納や家具が綺麗に増やせる】おすすめの設計手法を紹介します。
455㎜プラスでジャストフィット
あともう少し広ければ置けたのに・・
もうあとちょっと広かったら使いやすかったのに・・
この【あとちょっと】を解決!
目次
「455㎜」活用で収納を綺麗に増やす
とって付けたような凸凹の収納・・・できれば避けたいですよね
まとまった広い収納部屋とは別に、455㎜を上手に間取りに活かすことで、部屋ごとにスッキリ綺麗な収納を作ることができます。

収納の奥行=910㎜だけで作るのではなく、455㎜に分割すれば両側から使える収納に。


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半マス 455㎜で刻んで設計
各部屋バランスがとれた間取りがつくれます。

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まとめ
455㎜刻みの設計はどの部屋にも有効
是非間取りに取り入れてみてください!おすすめの設計手法です。
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